2008年12月05日

実録・無痛分娩

10月27日に、男の子を産みました。

無痛分娩という方法で出産しました。
無痛分娩というのは、
背骨に麻酔を打って、みぞおち下だけ麻痺させて
あんまり痛くない状態で産むという方法です。

結論から言うと、分娩中は確かに痛くない!
しかも麻酔って麻薬?なのか、妙に気が大きくなって
「いくらでも産んでやる!来い!!」みたいな気分になるんです!

あと、陣痛もほとんど痛くない。
間隔もよくわからないから、来てくれた母と夫に
「まだ全然生まれないから買い物でも行ってきなよ」と言った直後、
助産婦さんに「子宮口10cmなので分娩室に行きましょう!」と言われて
超びっくりしました。
ちなみに母は買い物に行ってしまいました。


痛くないので分娩中もどうでもいいことが気になったり
(立会い出産だったので、夫の前であんまりヘンな顔したくないな…とか
夫からの呼吸法のアドバイスが、水泳指導みたいだな…とか)
冷静なので見たくない恐ろしい光景が目に入ったり
(医師のゴーグルに映る処置の様子がすべて!!
そこ切るの!?そして縫うの!?とそれを見ただけで失神しそうに)
いきむタイミングがわかんなかったり、
というよりいきむってなんだかわかんなかったり、

でも、分娩室に入って30分で生まれるスーパー安産でした。
安産体型は見掛け倒しじゃなかったよ!


でも、「無痛」は言いすぎです。
まず、痛みを取るための麻酔の注射が痛い。
背骨の空洞に薬剤を入れるのですが、
背骨に太い注射針を入れて、その針で空洞を探るのです。
その後いつでも麻酔を入れられるように背骨にチューブを入れて、
麻酔中は食事ができないから腕には点滴を打って。
徒歩で入院したのに、数時間で立派な病人に!

あとは麻酔が切れたあとが壮絶に痛かったです。
子宮が数センチ収縮する生理痛でも会社休んだりする人もいますよね。
でも、産んだ後って数時間で30cm近く子宮が縮むので。
産んだ夜はあまりの痛みに、寝返りも打てなかったです。
その後は切開した部分の痛みで数日座るのがつらく、
自己流のいきみによりかかとがしびれてしばらく歩き方がヘンだったり。


私は3週間予定日より早く、計画分娩で出産しました。
この日に産むって決めうちで、その前日から入院し
ラミナリアという海藻で子宮口を人工的に開き、
陣痛促進剤を飲んだのです。

そのことを決めたとき、お医者さんに
「胎児が大きくなると難産になるから早めに出しましょう。
お産は夜中に起こりやすいけど、そういう時間帯は医師不足で
万が一のとき大変だから、お互いの利益のために計画分娩をすすめます」
といわれて、

本当は直感的に嫌だなと思ったけど、
万が一のとき自分ではどうしようもできないと思い、
それを受け入れ、悔し泣きしながら帰宅しました。

でも結果としては、これでよかったと思っています。

いつ生まれるかわかっているから、
家族が立ち会えるし、心の準備もまあできたので。

現場で人手がものすごく足りてないのは感じるし、
直感的な不信感なんか吹き飛ぶくらい
医師や看護士、助産婦の方への感謝と尊敬はゆるぎないからです。


ところで、
そういったいろいろがどうでもよくなるくらい
子はかわいい!!
この世にこんなかわいいものがあったか!!
って気持ちです。

無痛じゃなかったけど、
こんなかわいい人に会えるなら
へのつっぱりでもないすよ。

私はテレビの動物出産シーンも直視できないくらい
痛いのが苦手だけど、大丈夫だったので
たぶんほとんどの人は大丈夫だと思います。

夫が子の前では、私には見せない
甘くふやけた表情や、ひょうきんな声を出すのを見て
さらに愉快な毎日です。
posted by 妻&夫 at 10:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 妻の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月07日

I am father

2008/10/27 14:28
2900gの男の子が産まれました。

無痛分娩とはいえ分娩室に入ってから30分で出産と安産でした。
母子ともに元気です。

僕は28年間、息子だったり、兄だったり、孫だったり、
友人だったり、学生だったり、会社員だったり
最近では夫だったりしました。
そしてこの度あらたに父にもなりました。

父という立場や関係に対してしっかりした実感はまだありません。
出産に立会い、羊水でふやけた子どもが取り上げられたのを見て、
こみ上げるものはありましたが、
その感情にいまだ名前を付けることはできません。
ただ名付け得ぬこみ上げる感情に心が大きく動かされるのにちょっと戸惑いながら、
ふにゃふにゃしたちっちゃい体がこれから体現していく可能性に
不安と期待を、なんというか自分に対して以上に感じるのです。

妻の出産に付き添って感じたのは、
夫と父親としての自分よりも自分が産まれてきたことの確認のようなものでした。
自分もこんな風に母親から出てきて、
おそらく笑顔で迎えられたのだろうと。
今回の結婚と出産を通じて一番変化したのは
おそらく両親との関係でした。

これから寝たり泣いたり食べたり出したりする子どもを前に右往左往するのだろうけど
そういうの全部ひっくるめて今はとても楽しいです。

by夫
posted by 妻&夫 at 10:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 夫の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月24日

病院について

最後の定期健診に行った。
赤ちゃんは元気で、大きさも十分とのこと。

前回涙が止まらないくらい痛かった
感染症の検査の結果は、「特になんでもない」とのこと。
一体原因はなんだったのか、本当に出産に影響がないのか聞くと、

専門用語を手書きで書いた読めないカルテを見せられ、
「理由はこちらでもわからない。
こちらで疑った2つの感染症ではないことがわかったが、
もしかしたらこちらでは把握できていない感染症がないとは言い切れないし、
それで100%大丈夫と言い切ることもできない」と言われ、

じゃあなんのための検査だ!と憤る気持ちと、
そういうふうに言わないと訴訟を起こされたり、
何かあったときの責任が取れないんだろうなと同情する気持ちとで、
複雑だった。

そんな矢先の「妊婦たらい回し死亡」のニュース。
亡くなった方は35週で、私とほぼ同じくらいの週数だった。
もちろんあってはならないことだけど、
起こるのもわかる気がする。

今自分が通っている病院では、もう2度とお産はしたくない
と思っていたけど、そんなこと言える状況なのか?
悪いのはこっちなのか?とかいろいろ考えます。

by 妻
posted by 妻&夫 at 22:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 妻の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月22日

腹でつま先も見えない


お腹にいるのが当たり前になってきたポンちゃん(仮名)。
あと5日後には、別々のからだをもつ他の人間になるんだ
ということが、実感がわかないし、寂しい。

恥骨と股関節がとにかく痛くて、今のままもつらいけど。

今はひとつのからだに2人でいる私たちだけど、
いつかお互いの気持ちがまったく通わなくなったり、
相手のことが理解できなくなる日がくるのだろうか。

というセンチメンタルに
ジュンパラヒリの「見知らぬ場所」はよく似合う。
わーんと泣いてしまいます。


産んだら自分は別な人になってしまう
などと一度も思ったことはなかったけど、
わからないな。

今は早くポンちゃんに会いたいのと、
痛みや変化に対する不安がまざりあった気分。


はらドーナッツのパッケージがかわいい。
味はいっ久どーなつのほうが好き。


妊婦だからかこんなに暑いのは。
10月後半なのに半そでのTシャツで大丈夫って・・・


昨日髪を切りました。
子どもを産んだときの記念写真は
幼い感じで写りたかったのです。


子どもは大事だけど、
夫のことも大事にしよう。
自分が変化するとしたら、一番不安なのはここ。
残り少ない2人の時間をケンカに充てるのは
もったいない。

by 妻
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2008年10月20日

イェーイ


暖房機と加湿器を購入。
子どもがいたら、と考えるだけで
家電選びの条件が大きく変わってくる。
でも、そういう心配をいちいちするのが幸せだった。

いい具合に値引きをしてもらって、
まああっさり引いてくれるということは
向こうにとって想定内の値引きなんだろうけど、
でもこれで気分よく買い物できるってことが
そのお店で買ってよかった、ってことにつながるよなあと思った。
そのへんがうまい人はプロだと思う。


焼き肉屋で夜ごはん。
夫婦2人で過ごす最後の週末の晩餐です。
アルバイトの人がみんな若くて元気で、
職場恋愛とか超ありそうな感じでいろいろおもしろかった。
みんなやたらと「イェーイ」と言っていた。

またポンちゃんの名前の話をたくさんする。
夫の仕事の話を聞くのは、前向きな気持ちになる。


情熱大陸は幅允孝。
この人の作る棚はおもしろい。
というか、おもしろい棚だなと思うとこの人の棚だった
ということが多い。
私だったら結婚式場の本棚には
川内倫子の「Cui Cui」を入れたい。

by 妻
posted by 妻&夫 at 00:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 妻の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月18日

土曜日はカレーの日

アンディさん、ぷん、新井さん、りんちゃんが
遊びに来てくれた。
昼ごはんを作った。


ピクルス
タンドリーチキン
フライドポテト
豆ときのこと鶏のカレー
シーフード入りココナッツミルクカレー

タンドリーチキンはミッドタウンの「デリー」で
ペーストを買って、それとヨーグルトを混ぜたものに漬けて焼くだけ。
ピクルスもなんとなく味見しながらつくったピクルス液に
軽く炒めた野菜を漬けて冷やすだけ。
ほとんど昨日仕込んだので今日はやることなし。

おみやげにもらった甘いものをたくさん食べて
お茶をだらだら飲んで、生まれそうになるくらい
げらげら笑い楽しかった。

こうちゃんのおみやげのメキシコのざっくりした服を着ていたのに
こうちゃんが来なかったのは残念だった。

みんなが帰ってから、夫と
ポンちゃんの名前を相談しながら昼寝。
幸せな土曜日。
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2008年06月25日

眠れない夜に考えたこと

結婚式の準備をしている。

子どもの頃からの写真を引っ張り出して、
その頃のエピソードを両親から聞いている。

そうして思うのは、
自分がいかに深く愛されて育ったかということだ。

自分を愛してくれた人たちのために
自分は幸せにならなきゃいけないと思う。

それは彼に対しても思うことで、

初めて彼の家族に会ったとき、
彼の家族がとても彼を愛していることがよくわかった。

だから、彼を幸せにしなきゃと
とても思ったのだ。

自分は自分自身のものだなんて
すごく傲慢だ。
愛してくれた多くの周りの人のために
自分と彼を幸せにしてあげなきゃと思ったのだ。


by 妻
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2008年06月24日

胎動

18週に入っても胎動を感じない。
検索サイトで「胎動」と入れると、
胎動を感じられないこととダウン症との関連を
示すページばかりで怖くなる。

眠れない夜、お腹に話しかけてた。
30分くらいたらたらと話しかけていたら突然、
おへその下あたりがぴくっと動いた。
びっくりしてその部分に手をあてた。
立て続けにひくひくっとかすかに、
でも確かに動いた。
マッサージ屋で筋肉をほぐすために
電気を流すと筋肉がぴくっとする、あの感じに似てた。

「聞こえてたんだねえ」と声をかけたら、
また動いたので、思わず笑ってしまった。

その夜は赤ちゃんを抱いてる夢を見た。
小さくて柔らかくて、なんてかわいいんだろう
と幸せな気持ちになる夢だった。

by 妻
posted by 妻&夫 at 01:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 妻の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月20日

性別がわかったよ

5ヶ月めの検診で、
性別がわかりました。
自分ではたぶんこっちだろうと思ってたのが
当たりました。やっぱり、という感じ。

今日は夫もついてきてくれてうれしかったです。
最近は、なるべく夫と長い時間を一緒に
過ごしたいと思っています。
もとは1人でいるのも結構好きなんだけど。
式の前で実家の家族と過ごすのも楽しいんだけど。
でも、今は夫といるときが一番落ち着きます。
早く一緒に暮らしたいです。
(という気持ちを忘れないようにしたい)

今日のおなかの中の人は
ものすごくよく動いてた!
18週で胎動を感じないことが不安で、
先天的な病気では、とか心配していたのですが、
体長を測れないくらい元気に動いていて安心しました。
そして、調べたら「あれが胎動だったかも…」という
心あたりがありました。

もっとおなかの脂肪を取っておけば
わかりやすかったかもしれない。

by 妻
posted by 妻&夫 at 23:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 妻の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月25日

はじめての横顔

超音波で4ヶ月めを過ぎたお腹を見た。
前に見たのは2ヶ月くらいで、まだ小さい丸だった。

今は、すっかり人間だった。
思わず涙が出た。
目も鼻も口も横からでもちゃんとあるのがわかって、
しっかりした背骨で、早く脈打つ心臓がたのもしかった。
と思ったら、すぐにコロンと寝返りを打った。

胸が熱くなるくらい強く
いとおしいと思った。

子どもはみんなかわいいと思うし、
特に産婦人科でいっぱい見る新生児のかわいさは
神々しいとすら思うけど、
自分の子どもに対しての感情はもっとずっと
深い部分から湧いてくる気がする。

超音波の写真って正直エイリアンみたいで
人のを見ても少しもかわいいと思えなかったけど、
帰りにもらった写真は、すごく嬉しくてずーっと見てた。


by 妻
posted by 妻&夫 at 23:42| Comment(1) | TrackBack(0) | 妻の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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ent="text/html; charset=Shift_JIS" /> 家族百景

2008年12月05日

実録・無痛分娩

10月27日に、男の子を産みました。

無痛分娩という方法で出産しました。
無痛分娩というのは、
背骨に麻酔を打って、みぞおち下だけ麻痺させて
あんまり痛くない状態で産むという方法です。

結論から言うと、分娩中は確かに痛くない!
しかも麻酔って麻薬?なのか、妙に気が大きくなって
「いくらでも産んでやる!来い!!」みたいな気分になるんです!

あと、陣痛もほとんど痛くない。
間隔もよくわからないから、来てくれた母と夫に
「まだ全然生まれないから買い物でも行ってきなよ」と言った直後、
助産婦さんに「子宮口10cmなので分娩室に行きましょう!」と言われて
超びっくりしました。
ちなみに母は買い物に行ってしまいました。


痛くないので分娩中もどうでもいいことが気になったり
(立会い出産だったので、夫の前であんまりヘンな顔したくないな…とか
夫からの呼吸法のアドバイスが、水泳指導みたいだな…とか)
冷静なので見たくない恐ろしい光景が目に入ったり
(医師のゴーグルに映る処置の様子がすべて!!
そこ切るの!?そして縫うの!?とそれを見ただけで失神しそうに)
いきむタイミングがわかんなかったり、
というよりいきむってなんだかわかんなかったり、

でも、分娩室に入って30分で生まれるスーパー安産でした。
安産体型は見掛け倒しじゃなかったよ!


でも、「無痛」は言いすぎです。
まず、痛みを取るための麻酔の注射が痛い。
背骨の空洞に薬剤を入れるのですが、
背骨に太い注射針を入れて、その針で空洞を探るのです。
その後いつでも麻酔を入れられるように背骨にチューブを入れて、
麻酔中は食事ができないから腕には点滴を打って。
徒歩で入院したのに、数時間で立派な病人に!

あとは麻酔が切れたあとが壮絶に痛かったです。
子宮が数センチ収縮する生理痛でも会社休んだりする人もいますよね。
でも、産んだ後って数時間で30cm近く子宮が縮むので。
産んだ夜はあまりの痛みに、寝返りも打てなかったです。
その後は切開した部分の痛みで数日座るのがつらく、
自己流のいきみによりかかとがしびれてしばらく歩き方がヘンだったり。


私は3週間予定日より早く、計画分娩で出産しました。
この日に産むって決めうちで、その前日から入院し
ラミナリアという海藻で子宮口を人工的に開き、
陣痛促進剤を飲んだのです。

そのことを決めたとき、お医者さんに
「胎児が大きくなると難産になるから早めに出しましょう。
お産は夜中に起こりやすいけど、そういう時間帯は医師不足で
万が一のとき大変だから、お互いの利益のために計画分娩をすすめます」
といわれて、

本当は直感的に嫌だなと思ったけど、
万が一のとき自分ではどうしようもできないと思い、
それを受け入れ、悔し泣きしながら帰宅しました。

でも結果としては、これでよかったと思っています。

いつ生まれるかわかっているから、
家族が立ち会えるし、心の準備もまあできたので。

現場で人手がものすごく足りてないのは感じるし、
直感的な不信感なんか吹き飛ぶくらい
医師や看護士、助産婦の方への感謝と尊敬はゆるぎないからです。


ところで、
そういったいろいろがどうでもよくなるくらい
子はかわいい!!
この世にこんなかわいいものがあったか!!
って気持ちです。

無痛じゃなかったけど、
こんなかわいい人に会えるなら
へのつっぱりでもないすよ。

私はテレビの動物出産シーンも直視できないくらい
痛いのが苦手だけど、大丈夫だったので
たぶんほとんどの人は大丈夫だと思います。

夫が子の前では、私には見せない
甘くふやけた表情や、ひょうきんな声を出すのを見て
さらに愉快な毎日です。
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2008年11月07日

I am father

2008/10/27 14:28
2900gの男の子が産まれました。

無痛分娩とはいえ分娩室に入ってから30分で出産と安産でした。
母子ともに元気です。

僕は28年間、息子だったり、兄だったり、孫だったり、
友人だったり、学生だったり、会社員だったり
最近では夫だったりしました。
そしてこの度あらたに父にもなりました。

父という立場や関係に対してしっかりした実感はまだありません。
出産に立会い、羊水でふやけた子どもが取り上げられたのを見て、
こみ上げるものはありましたが、
その感情にいまだ名前を付けることはできません。
ただ名付け得ぬこみ上げる感情に心が大きく動かされるのにちょっと戸惑いながら、
ふにゃふにゃしたちっちゃい体がこれから体現していく可能性に
不安と期待を、なんというか自分に対して以上に感じるのです。

妻の出産に付き添って感じたのは、
夫と父親としての自分よりも自分が産まれてきたことの確認のようなものでした。
自分もこんな風に母親から出てきて、
おそらく笑顔で迎えられたのだろうと。
今回の結婚と出産を通じて一番変化したのは
おそらく両親との関係でした。

これから寝たり泣いたり食べたり出したりする子どもを前に右往左往するのだろうけど
そういうの全部ひっくるめて今はとても楽しいです。

by夫
posted by 妻&夫 at 10:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 夫の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月24日

病院について

最後の定期健診に行った。
赤ちゃんは元気で、大きさも十分とのこと。

前回涙が止まらないくらい痛かった
感染症の検査の結果は、「特になんでもない」とのこと。
一体原因はなんだったのか、本当に出産に影響がないのか聞くと、

専門用語を手書きで書いた読めないカルテを見せられ、
「理由はこちらでもわからない。
こちらで疑った2つの感染症ではないことがわかったが、
もしかしたらこちらでは把握できていない感染症がないとは言い切れないし、
それで100%大丈夫と言い切ることもできない」と言われ、

じゃあなんのための検査だ!と憤る気持ちと、
そういうふうに言わないと訴訟を起こされたり、
何かあったときの責任が取れないんだろうなと同情する気持ちとで、
複雑だった。

そんな矢先の「妊婦たらい回し死亡」のニュース。
亡くなった方は35週で、私とほぼ同じくらいの週数だった。
もちろんあってはならないことだけど、
起こるのもわかる気がする。

今自分が通っている病院では、もう2度とお産はしたくない
と思っていたけど、そんなこと言える状況なのか?
悪いのはこっちなのか?とかいろいろ考えます。

by 妻
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2008年10月22日

腹でつま先も見えない


お腹にいるのが当たり前になってきたポンちゃん(仮名)。
あと5日後には、別々のからだをもつ他の人間になるんだ
ということが、実感がわかないし、寂しい。

恥骨と股関節がとにかく痛くて、今のままもつらいけど。

今はひとつのからだに2人でいる私たちだけど、
いつかお互いの気持ちがまったく通わなくなったり、
相手のことが理解できなくなる日がくるのだろうか。

というセンチメンタルに
ジュンパラヒリの「見知らぬ場所」はよく似合う。
わーんと泣いてしまいます。


産んだら自分は別な人になってしまう
などと一度も思ったことはなかったけど、
わからないな。

今は早くポンちゃんに会いたいのと、
痛みや変化に対する不安がまざりあった気分。


はらドーナッツのパッケージがかわいい。
味はいっ久どーなつのほうが好き。


妊婦だからかこんなに暑いのは。
10月後半なのに半そでのTシャツで大丈夫って・・・


昨日髪を切りました。
子どもを産んだときの記念写真は
幼い感じで写りたかったのです。


子どもは大事だけど、
夫のことも大事にしよう。
自分が変化するとしたら、一番不安なのはここ。
残り少ない2人の時間をケンカに充てるのは
もったいない。

by 妻
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2008年10月20日

イェーイ


暖房機と加湿器を購入。
子どもがいたら、と考えるだけで
家電選びの条件が大きく変わってくる。
でも、そういう心配をいちいちするのが幸せだった。

いい具合に値引きをしてもらって、
まああっさり引いてくれるということは
向こうにとって想定内の値引きなんだろうけど、
でもこれで気分よく買い物できるってことが
そのお店で買ってよかった、ってことにつながるよなあと思った。
そのへんがうまい人はプロだと思う。


焼き肉屋で夜ごはん。
夫婦2人で過ごす最後の週末の晩餐です。
アルバイトの人がみんな若くて元気で、
職場恋愛とか超ありそうな感じでいろいろおもしろかった。
みんなやたらと「イェーイ」と言っていた。

またポンちゃんの名前の話をたくさんする。
夫の仕事の話を聞くのは、前向きな気持ちになる。


情熱大陸は幅允孝。
この人の作る棚はおもしろい。
というか、おもしろい棚だなと思うとこの人の棚だった
ということが多い。
私だったら結婚式場の本棚には
川内倫子の「Cui Cui」を入れたい。

by 妻
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2008年10月18日

土曜日はカレーの日

アンディさん、ぷん、新井さん、りんちゃんが
遊びに来てくれた。
昼ごはんを作った。


ピクルス
タンドリーチキン
フライドポテト
豆ときのこと鶏のカレー
シーフード入りココナッツミルクカレー

タンドリーチキンはミッドタウンの「デリー」で
ペーストを買って、それとヨーグルトを混ぜたものに漬けて焼くだけ。
ピクルスもなんとなく味見しながらつくったピクルス液に
軽く炒めた野菜を漬けて冷やすだけ。
ほとんど昨日仕込んだので今日はやることなし。

おみやげにもらった甘いものをたくさん食べて
お茶をだらだら飲んで、生まれそうになるくらい
げらげら笑い楽しかった。

こうちゃんのおみやげのメキシコのざっくりした服を着ていたのに
こうちゃんが来なかったのは残念だった。

みんなが帰ってから、夫と
ポンちゃんの名前を相談しながら昼寝。
幸せな土曜日。
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2008年06月25日

眠れない夜に考えたこと

結婚式の準備をしている。

子どもの頃からの写真を引っ張り出して、
その頃のエピソードを両親から聞いている。

そうして思うのは、
自分がいかに深く愛されて育ったかということだ。

自分を愛してくれた人たちのために
自分は幸せにならなきゃいけないと思う。

それは彼に対しても思うことで、

初めて彼の家族に会ったとき、
彼の家族がとても彼を愛していることがよくわかった。

だから、彼を幸せにしなきゃと
とても思ったのだ。

自分は自分自身のものだなんて
すごく傲慢だ。
愛してくれた多くの周りの人のために
自分と彼を幸せにしてあげなきゃと思ったのだ。


by 妻
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2008年06月24日

胎動

18週に入っても胎動を感じない。
検索サイトで「胎動」と入れると、
胎動を感じられないこととダウン症との関連を
示すページばかりで怖くなる。

眠れない夜、お腹に話しかけてた。
30分くらいたらたらと話しかけていたら突然、
おへその下あたりがぴくっと動いた。
びっくりしてその部分に手をあてた。
立て続けにひくひくっとかすかに、
でも確かに動いた。
マッサージ屋で筋肉をほぐすために
電気を流すと筋肉がぴくっとする、あの感じに似てた。

「聞こえてたんだねえ」と声をかけたら、
また動いたので、思わず笑ってしまった。

その夜は赤ちゃんを抱いてる夢を見た。
小さくて柔らかくて、なんてかわいいんだろう
と幸せな気持ちになる夢だった。

by 妻
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2008年06月20日

性別がわかったよ

5ヶ月めの検診で、
性別がわかりました。
自分ではたぶんこっちだろうと思ってたのが
当たりました。やっぱり、という感じ。

今日は夫もついてきてくれてうれしかったです。
最近は、なるべく夫と長い時間を一緒に
過ごしたいと思っています。
もとは1人でいるのも結構好きなんだけど。
式の前で実家の家族と過ごすのも楽しいんだけど。
でも、今は夫といるときが一番落ち着きます。
早く一緒に暮らしたいです。
(という気持ちを忘れないようにしたい)

今日のおなかの中の人は
ものすごくよく動いてた!
18週で胎動を感じないことが不安で、
先天的な病気では、とか心配していたのですが、
体長を測れないくらい元気に動いていて安心しました。
そして、調べたら「あれが胎動だったかも…」という
心あたりがありました。

もっとおなかの脂肪を取っておけば
わかりやすかったかもしれない。

by 妻
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2008年05月25日

はじめての横顔

超音波で4ヶ月めを過ぎたお腹を見た。
前に見たのは2ヶ月くらいで、まだ小さい丸だった。

今は、すっかり人間だった。
思わず涙が出た。
目も鼻も口も横からでもちゃんとあるのがわかって、
しっかりした背骨で、早く脈打つ心臓がたのもしかった。
と思ったら、すぐにコロンと寝返りを打った。

胸が熱くなるくらい強く
いとおしいと思った。

子どもはみんなかわいいと思うし、
特に産婦人科でいっぱい見る新生児のかわいさは
神々しいとすら思うけど、
自分の子どもに対しての感情はもっとずっと
深い部分から湧いてくる気がする。

超音波の写真って正直エイリアンみたいで
人のを見ても少しもかわいいと思えなかったけど、
帰りにもらった写真は、すごく嬉しくてずーっと見てた。


by 妻
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